2024-09-29

anond:20240929132255

付表6 賃金改定の決定に当たり最も重視した要素別企業割合の推移

平成21年から回答の選択肢に「親会社又は関連(グループ)会社改定の動向」「前年度の改定実績」が加わって不連続で、しっかり解釈できそうな期間は比較的短い(例えば20年までの回答の”世間相場”は21年からは一部「親会社又は関連(グループ)会社改定の動向」に流れたと思われるなど)

①「労働力の確保」と言う回答の割合が26年から上がり始めたように見える。28年の11.0%をピークに以後9%前後。その前の、21年から25年は3.4〜4.3%で世界金融危機失業者が多かった傷の深さをうかがわせる。

②「物価の動向」という回答の割合は、平成21年から令和3年まで1度しか1%を超えていない。平成17年から数えても同じである

 令和4年に1.3%を記録、1%を超えたのは、平成26年の1.2%以来、実に19年中2回目、7年ぶりであった。0.0%も2回ある。

 いか物価関係していなかったか物価が動かなかったかをうかがわせる。

 なお令和5年は7.9%。

③不動の一位「企業業績」 記録に残る最古平成17年の75.6%の評価は措くとして、ほぼ一本調子割合が減少している。

  21年の最大値61.6%から令和元年50.0%ときて、令和5年はなんと36.0%であった。

記事への反応 -
  • 厚生労働省ホーム > 統計情報・白書 > 各種統計調査 > 厚生労働統計一覧 > 賃金引上げ等の実態に関する調査 > 結果の概要 > 令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況 ht...

    • 5 賃金の改定事情 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/23/dl/05.pdf   令和5年中に賃金の改定を実施した又は予定していて額も決定している企業について、賃金の改定の決定に当...

      • 7 労働組合からの賃上げ要求状況 令和5年における労働組合がある企業の割合は20.5%(前年21.2%)となっている。 労働組合がある企業を100とした場合の、労働組合からの賃上げ要求...

        • 統計データ ダウンロード 第1表~第8表 [61KB] 令和5年単年度 第1図~第3図 [299KB] 付表1~付表6 [60KB] https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/23/xls/fuhyou.xlsx ☆時系列データを見る...

          • 付表6 賃金の改定の決定に当たり最も重視した要素別企業割合の推移 平成21年から回答の選択肢に「親会社又は関連(グループ)会社の改定の動向」「前年度の改定実績」が加わ...

            • 感想 ①”物価が上がったから賃金を上げようと思っています”、と厚労省に回答する企業が増えている可能性が高い (厳密には物価が上↑がったから賃金を下↓げようと思う企業がいて...

          • 名目賃金じゃなくて実質賃金で見ないと意味ない はーいろんぱっぱ😝

    • 悪循環でーす はーいろんぱっぱ😝

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん