会見での植田和男氏が答えた
過去の利上げ局面において上限となった「0.5%の壁」も「特に意識していない」は、良くない。これまでとは違って慎重さに欠ける発言だ。
米国の利下げと日本の利上げで内外金利差の縮小の思惑から、植田氏の頭の中では、想定より為替のボラティリティ株価のボラティリティが大きくなるのが思い描けなかったのが残念だ。
黒田氏の後の難しい金融政策運営だが、YCCの撤廃、ゼロ金利解除までと違い、今回の決定はブラックマンデーの再来か?と言われるほどのハードランディングになっている。
短期間でこれほどの変動はよくない。市場から多数の退場者が出るだろう。あらゆる手段で安定させないと影響は物価にまで及ぶことになる蓋然性がある。この状況で日銀が静観するのは悪手だ。
0.5以上を匂わせて明確に楔を打ちたかったんだろうか 株式市場を多少犠牲にしても https://anond.hatelabo.jp/20240803051302