2024-06-07

グリゴリー・ペレルマン政治が嫌い

マルクス主義理論ソ連によってナンセンスの塊に変えられていたが、ペレルマンにその塊を噛み砕くことができたのは、彼はなんであれ政治と名のつくものにいっさい興味がなかったからとみて、まず間違いはないだろう。

グリーシャの辞書によれば、”政治”とは貶し言葉だったのです」とゴロヴァノフは言った。

「たとえば、私が良かれと思って、なにか組織的運動計画したとしましょう。たとえそれが、私たちの大切なセルゲイ・ルクシンを助けるための運動だったとしても、彼はこう言ったでしょう。

『それは政治だよ。そんなことより問題を解くことに集中しよう』。

ここでぜひともわかってほしいのは、彼は本気でそう思っているということです。彼は、政治と名のつくものはなんであれ、大嫌いなのですよ」。

こういうペレルマン姿勢は、ロシア知識人伝統となっている政治プロセスへの嫌悪とはあまり関係がなく、むしろ彼にとっては数学以外の一切に興味がもてなかったことに関係しているのだろう。

引用: 完全なる証明 100万ドル拒否した天才数学者 - マーシャ・ガッセン

  • タイトルの「政治」が[数学」になってたので直した。 不正アクセス?それとも俺の脳がバグりすぎでそう書いちゃったか?

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