2024-03-13

anond:20240313164912

 また、インスリン脂肪細胞でもブドウ糖の取り込みを促進します。取り込まれブドウ糖中性脂肪に変換され蓄積されます脂肪組織脂肪細胞)は過剰なブドウ糖高血糖)の毒性(ブドウ糖毒性)から私たち身体を守る働きもしてくれていた訳です。しかし、過剰のインスリン肥満の原因にもなります。これが「インスリン肥満ホルモン」と呼ばれる由縁です。


最近人工甘味料摂取した時の血糖値インスリン分泌が、①血糖値は上昇しインスリン分泌は亢進する、②血糖値インスリン分泌に変化はない、の相反する研究報告がなされ論争中です。どちらの説でもダイエットソーダ肥満の原因になるという機序を次の様に説明しています


血糖値上昇、インスリン上昇」説

人工甘味料摂取後、血糖値が上昇するとインスリン分泌が促進され血糖値が下がる。すると、摂食中枢が刺激され摂食行動をとるようになり、過食から肥満になる。


「血糖、インスリン不変」説

人工甘味料摂取すると味覚は甘いもの(糖分)を摂取したと誤認識勘違い)し、それが脳に伝達され「血糖値が上昇する」というシグナルになる。しかし、実際には人工甘味料では血糖値は上昇しないため、脳(神経)と身体の間に乖離(混乱)が起きる。それを是正するために、摂食中枢から摂食命令」が発令され、食事をすることにより血糖値を上昇させようとする。それが過食に結び付き肥満となる。

記事への反応 -
  • https://furdi.jp/column/cola-zero-37744/ 人工甘味料という奴が厄介者で、或る医者が言うには、 「人間の躰は人工甘味料でも、砂糖でも、甘さを感じて同じように栄養を蓄えようとするため、人...

    • むしろ糖が入ってきたと勘違いするなら消費しようとするのでは?

      •  また、インスリンは脂肪細胞でもブドウ糖の取り込みを促進します。取り込まれたブドウ糖は中性脂肪に変換され蓄積されます。脂肪組織(脂肪細胞)は過剰なブドウ糖(高血糖)の...

        • どちらの理論にしてもあすけんの女に従って摂食量をキープしてれば太らないということね

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