著作権法でいうところのアイデアは、抽象的な思想や感情のことを指します。
アイデアを人が認識できる形に表現したものが、著作物になるのです。
作風画風はすでに表現されたものの一部なので、著作権法の及ぶ範囲ではないかと、
世間一般には捉えられています。
ただし、創作が容易であるものは著作権が及ばないため、誰でも容易に思いついてマネできる作風は保護されません。
生成AIの議論で一番厄介なのは、
今まで創作が容易でなかった表現が、AIにより容易になってしまうところにあるのです。
創作が困難であるがために著作権を認めていた画像のはずが、
AIによって創作が容易になってしまい、著作権をみとめられなくなる。
だから、絵描きさんは、自分の著作権が侵害というか、著作権自体が喪失してしまうから恐怖してるわけです。
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