2024-01-27

anond:20240127080505

セクシー田中さんの件は、ドラマというプロダクトに対してプロデューサーが持つ熱意とリーダーシップが足りなかった話だと思ってる

ドラマ方向性を明確に示すことができず、右往左往した結果、脚本家原作者も傷つけ、上流工程脚本がゴタゴタしたことでおそらく現場スタッフ役者はそれ以上に短納期で納めないといけないという負荷を強いられたと思う

からよくある原作無視したドラマプロデューサーは良くも悪くもドラマではオリジナルでやるという道をいろんな批判を受けながらも現場に示していたのだと思う

逆に原作重視のドラマ場合現場に無理をかけたとしても説得して、脚本家にも頭を下げ予算取りも頑張って「原作通りやり遂げたい」というリーダーシップを発揮して作り上げていたのだと思う

今回のセクシー田中さんは、オリジナルを作るということにも原作を守ることにも熱意と腹をくくることもできなかったリーダーが散々現場関係者迷惑をかけた例だと思う

契約があるから原作者の言う通りにしないと〜、あ、でも原作通りにすると現場文句言ってくるからなぁ〜、はぁ〜どうしよう〜をギリギリまで引き伸ばして関係者全員を苦しめた

で、こういうのってドラマ特有なのかと言うとそうでもなくて、関係者が増えた開発のリーダー意思がないとこうなりがち

たぶんセクシー田中さんプロデューサーはお前らが嫌う「何も決めないけど締め切りが来たかエイヤで無茶言う」系リーダーだったんだと思う

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