よく、就職氷河期世代の不遇を愚痴ると「今は多くは正社員になれている」と反論されれけれど、
入り口が非正規だと、肩書だけは正社員になれても差別をされ続ける。
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/200475/120200081/
「差はどうやっても縮まらない。結局、正社員と非正規って、"身分格差"だったってことがよくわかりました」
こう嘆くのは昨年、非正規から正社員になった40歳の女性社員だ。
彼女は就職氷河期世代のいわゆる「やむなく非正規」。契約が途切れる度に転職を繰り返し、今の会社でやっと「正社員」への切符を得た。
ところが、“正社員並み”になったのは労働時間だけで、期待したような仕事を任されることもなければ、賃金格差が解消されることもなかったという。