鍋の焦げを落とすのが好きだ
自分で焦がした鍋の焦げを落とすのはそんなに好きじゃない(そもそもそんなに料理しない)
妻が焦がした鍋を夜中にこっそり綺麗にするのが好きなのだ
「・・・やっちまった。」という感じでシンクに焦げた鍋が置いてある
妻が寝静まってから、コーヒー豆を挽くついでに、金属タワシとスプーンでゴリゴリとやる
youtubeに何時間もかけて錆びた包丁をピカピカにする動画があるが、気持ちはわかる気がする
私にはそんな暇はないが、30分ぐらいかけて焦げを落とすと満足感がある
翌朝綺麗になった鍋を見て妻は何を思うのか
心なしか機嫌が良くなったような気もする
妻の足を揉むのも好きだ
妻が私の足を揉んでくれることはないが、妻の足を揉んでいると自分が揉まれているような気がして満足感がある
揉み始めると没頭して30分ぐらいやってしまう
没頭するとゾーンに入って、足のどの辺がどう揉んで欲しがっているのか手に取るようにわかる気がする
揉んでいるうちに妻は眠りにつく
妻のおっぱいを吸うのも好きだ
吸い始めると没頭して30分ぐらい吸ってしまう
「そんなに夢中で吸ってる時、何を考えてるの?」
と聞くので、
「鍋の焦げを落としているようなものだ」
と答えた
何も考えていない。ただ目の前の焦げや、足や、乳首に没頭しているだけのことだ
今日も妻は機嫌が良かった