アロマンティックの女も異性に対して「かっこいい」という言葉は使うかもしれないが、これはより正確には「かっこいいと思う」と表現すべき伝達内容であって、自分の価値判断の表明というよりはむしろもっぱら共感を示すための言葉でしかない可能性がある。
つまり経験の蓄積によって、多くの女性にとってこういうルックスに対してカッコいいと言っている、そのルックスに当てはまっていると認識した時に、話を合わせるために「かっこいい」と言っているだけかもしれない。
アロマンティックが、通常「かっこいい」というときにこの言葉に紐づけられてる感情そのものを感じることが可能なのかは微妙だ
山崎賢人だろうがどこぞの韓流スターアイドルだろうが、彼女らにかかれば単なるシュミラクラ現象の一対象でしかないおそれがある。社会通念に合わせてそれらしい言葉を言っているだけであって、顔に見えるものに対する認識や感情の関係は何の対してであっても優劣なく平等にしか扱えないのかもしれない