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世間にあまりにも広く蔓延した悪を、世間があまりにも過剰に糾弾していると、「自分に関係ない凶悪犯罪として、切断処理したいんだな。not all menしたいんだな」と警戒するのは当たり前だよね。

女性DJが受けた「性暴力」の話だけど。

今回の加害者が異常なわけじゃないよね？ みんなそういうこと散々やってきたでしょ？

ああいう人達はね、「オーラのある有名人」から、「パワー」をおすそ分けしてもらいたくて、触るんだよ。みんなもそうでしょ？

俺は違うよ。俺は良識ある大人だから我慢できるよ。どうしても触りたかったら「握手してください」ってちゃんと言えるよ。

でも「みんな」は違くないでしょ？ 「君」は違うかもしれないけど、周りの「みんな」は違くないでしょ？

そういうどこにでもいる「普通」の人間を、あたかも「住んでいる世界が違う、凶悪犯罪者」のように扱うことは、「俺は無関係だ」と責任逃れしているだけ。

他人事だと思ってるんじゃないの？ その態度こそが、「そういう空気」を温存するんだよ。

これが「批判するな」と言っているように見える人は、「批判」のための語彙力の貧困を恥じてくださいね。

Permalink | 記事への反応(2) | 11:07

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