2023-08-16

40代東京への憧れ

俺は40代。俺が小学生の頃の流行りの本ってさ、バブルの残り香のせいで、とにかく浮かれてオシャレだったんだ。旅先で食べたカツ丼が美味しかたからタッパーに詰めてもらって高速をタクシー恋人に届けたりするんだぜ。サラダが美味しかたか記念日だとか。自分が住んでる田舎にはない世界がそこにはあると思ってた。ホント、都会スゲーって思ってたよ。歌の歌詞も浮かれてたな。ゲレンデが溶けるほど恋したいとかさ。

馬鹿みたいだが、あの頃のイメージ、まだ引きずってるんだ。

田舎にいたって、あれが幻だったのはわかる。

あの頃乱立したゴルフ場さびれ、たくさんできた温泉宿は建て替え時期だったのもあって東日本大震災で宿を畳んだ。

でも、東京にいけば、あの空気がまだ残ってるんじゃないかって思ってる自分がいる。

現実はといえば、若者タクシーカツ丼を届けてもらうどころか、ウーバーイーツの配達員自転車で届ける側だ。貧乏人はゲレンデが溶けるほど恋するどころか、格安バスツアーバスごと谷底

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん