昭和生まれの人間なら当り前だのクラッカーだと思うんだが
電話で話し終えた後に、相手が切るまで姿勢を崩さない
受話器を耳に当てたまま心を無にして相手が電話を切るのをお見送りする
この時、一切の音をこちらの送話口から流してはならない
ため息なんてもってのほかだ
鼻息にも注意しろ
相手が切ったのを確認してから受話器を静かに戻す
けっしてガチャンと置いてはいけない
たとえ電話が切れていてもガチャ切りは相手に伝わる そう考えろ
相手もこちらが電話を切るのを待っている様子だったら
適切な間をおいてこちらから切らせていただく
しかし受話器を置いて切ってはならない
それはどんなに静かに置いてもガチャ切りなのである
大変失礼な行為だ
ゆっくり静かに指でフックボタンを押してください
この時に送話口からは一切の音を流さないように注意
「よっと」なんて言いながら切話しないようにしてください
あなたの印象が「よっとの人」になってしまいます
指で通話を切らせていただいたら1秒でも2秒でもいいです 残心の心を持ってください
一つの動作を終えた後でも緊張を持続させ心身の備えを怠らないという教えです
あなたがフックボタンを押せば通話は切れたように思えます
でもあなたと相手の心は繋がっているのです
通話が切れた瞬間に相手から興味を外してしまえば、その思いは相手へも伝わってしまいます
通話相手への敬意と残心を忘れずにいてください
Permalink | 記事への反応(1) | 15:49
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