2023-07-21

アナクロな老人作家でも過去作まで否定するのはおかし

ガチ老人になればかなりの確率価値観アップデートについていけなくなることは(好むと好まざるとに関わらず)生じるよね。

で、その老人の「現在言動」を批判するのは問題ないとは思う。(今の批判側の人たちもいずれ批判される側になると思うけど。ガチ老化を甘くみないほうがよいよ)

だけどさー、その老人作家の「過去作」までついでに否定するのはおかしいよね?

現在その老人作家価値観アップデートをできてないことに、過去作は何の責任があるわけ?

過去作も現在に連なる搾取構造の中で生み出されたからだ」とか言うかもしれないけど、それだったら現在の老人作家認識とは関係なく(たとえその老人作家反省していたとしても)、「搾取構造の中で生み出された」という事実をもってNGという話だよね?

もしそうなら(たとえば)松尾だって現在に連なる搾取構造の中で金儲けしていた」のだから、「現在の態度」は肯定的評価されるにしても、松尾氏の「過去作」は同様に否定的な評価(「あいつの過去作はもう聴く気にならない」とか)をされるべきだと思うんだけど。

過去言動事実関係よりも、現在反省ポージングの方が「過去の」作品評価において重要なの?

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