最初のデートでは脳内で絶えず「この人の名前は○○さん、○○さん、○○さん……」と繰り返す。何か会話したり選択したりするとき以外はこれで思考を埋めて余計なことを考えない。そして名前を徹底的に覚える。相手にも自然と雰囲気が伝わるのか、自分にフォーカスしてくれてるんだという気持ちになる模様。
2回目のデートは「○○さんが好き、○○さんが好き……」と脳内で繰り返す。自己洗脳で相手を好きだと思いこめば相手の長所だけが見えるし、顔の好みだとか気になる言動だとか、ネガティブなポイントが心で膨らんでこない。その感情が向こうにも伝わってポジティブなフィードバックループになる。
で、たいてい本当に好きになる。お互いになる。
その上で結婚まで至るかどうかはまた別問題だけど、結婚した相手にはいまでもときおり脳内で「愛してる、愛してる……」と繰り返してるな。自己洗脳上等。愛せるポイントを引き出すのが恋愛なんだから、そのきっかけづくりの自己洗脳。
記憶障害がある人かな?