2023-03-03

コミュ障ブサイク根暗だった高校の頃の俺の思い出

俺は自分キモい顔がコンプレックス自意識過剰をこじらせ、異性とうまく喋ることが出来ず、それ故同性にまでコンプレックスを感じるようになり、周りの人間とうまく喋ることが出来なかった。

入学当初、クラスの別け隔てなく接してくれる明るい女の子メールアドレスを交換した事があった。

ある雨の日の事だった。7月の蒸し暑い日だったと思う。授業中にその女の子から一度メールが飛んできたことがあった。

やばいめっちゃパンツ食い込んでるんだけど』

宛先は複数でもなく、俺個人に当てたものだった。これは、俺に当てたものなのか?ひょっとして誰かと送り間違えたか?見て見ぬふりをするか?しかし、本当に俺に宛てたとしたら、俺が返事をしないことは彼女に恥をかかせる事になるのではないだろうか?返すにしてもなんて返せばいいんだ?笑えばいいのか?いや、共感ベースで行くべきか?悩みに悩んだ俺は授業中に、

『俺も食い込んでるよ』

と返した。

同じ教室にいる彼女から、返信も来ず、目が合うこともなかった。

それから卒業まで、彼女と会話することはなかった。

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