という本を、北海道新聞に載っている広告を見た父が、母に買ってきた。
もともと母親は血圧が高く、薬を飲むべきレベルにいる人なのだが、薬に対する抵抗感から医者にも通わなくなったし、薬ももちろん飲んでいない。
ちょっとAmazonのレビューを見ただけでも、著者が医者でもない「薬剤師」であることや、エビデンスに基づいた本ではなさそうなことは分かる。
フジテレビのホンマでっか!?TVのように「諸説ある事柄に対するあくまで一つの意見です。」ということを、理解できないレベルの人間は一定数いる。
うちの母親も多分そうだ。
きっとこの本を読んでより「薬は飲まなくても良いんだ。」という持論が強化されることだろう。
これが宗教じゃないだけ、まだマシなのかもしれないが、
この本に限らず、金儲けのためにテキトーな本を売る人間や、その本の広告料で稼ぐメディアが大嫌いだ。
実践することで寿命が縮んでも、この国では自己責任で片付けられるだろう。
どうしたらよいものか。。