「動物病院でもらったエリザベスカラーをわざわざ外してカップ麺の器を使っている」「猫の病気すらエンタメ化している」という指摘があった。
このせいで、カップ麺の容器をエリザベスカラー代わりにする飼い主=バズり狙いという図式ができた。
でも、猫のエリザベスカラーをカップ麺の器で代用するのは、バズりという言葉が生まれる前から存在した方法で
少なくとも20年前の猫専門雑誌で、飼い主の工夫として紹介されていた。
今みたいに猫グッズが充実していないし、世の中のペット情報も圧倒的に犬>>>>猫だった時代には
エリザベスカラーを病院から借りれなかったり、借りられたとしても猫には重すぎたりした。
手術でぐったりした猫が重いカラーをつけられてストレスで弱っていくのをなんとかしようとした結果
軽くて、入手が容易で、断面に触れてもケガをしないカップ麺容器が代用品として使われていた。
私が大昔に家で飼っていた猫も、避妊手術後にエリザベスカラー着用では自力で水も飲めず
網包帯も舌で舐めすぎてボロボロになったので、カップ麺カラーを使った。
現役獣医師から、「エリザベスカラーをカップ麺にすると誤飲の可能性があって危険」と指摘があった以上
昔の拙い方法をズルズル続けるべきでないのは最もだけど、
誤飲の可能性があっても、手持ちのカラーでなんとかならないなら代用手段の一つだと思っている。