いつも思うんだけど小説に「文学的」と言われる表現は要るのか?
たとえ悪いかもしれないが「月が『煌煌と』輝く」の煌煌みたいなやつ。
小説で大事なのは作中の誰がどうしてそれに誰がどう思うかという部分がどれほど面白いかだけじゃないのかといつも思う。
風景の描写とかで技巧的な比喩を使ったり小難しい言葉を使うのはあくまで「詩」の分野であって、それは文学的というよりは詩的であるに過ぎないんじゃないかと。
複雑化すべきはプロットそのものであってそれを伝える表現を複雑にする必要はない。表現はむしろケータイ小説を見習うのがいいぐらいなのではないか。
作中の人間を動かすでそれは描写しておかないと説明不足になってしまうみたいな風景や状況に限って最低限日常会話と同レベルの言葉で伝えればいいと俺は思う。
夏目漱石のこころにしても表現自体よりもそれが示す人間ドラマの方がはるかに奥深い魅力があるわけで。別に表現自体の技巧はなくてもよい。
技巧面で詩的な表現にこだわって考えあぐねて筆が止まるぐらいならそんなもの投げ捨てて書きたい人間模様だけを書き進めればいいと思う。
描写を削ったものは一般的には「小説」ではなく「脚本」という 例えばWEB小説は既に相当描写を削って小説であることを放棄しているように見える まだ削り足らんってなるとガチ脚本で...
それはあなたの定義ではなく世間一般の定義なのかね。 あと表現にこだわるっていっても国語苦手な俺にはどこまでこだわるべきなのかわからん。たとえば打ち捨てられている傘があっ...
上手い文章は匂いや音や気配などを想起させるものじゃなかろうか? 大抵の文章はただの文字列として処理されるが景色や場面がありありと浮かぶ文章は確実にある しかし想起させるに...
テクニカルライター的な理念と、情景が思い浮かぶような名文を書くための理念は必ずしも共存しないと思う。 そういうビジネスライターの書き方のような整備されつくした真っすぐな...
そもそも共存すると書いていないしな
日本語読めないの?
と,もうされましても
情景が浮かばない文字列だとしても、文章の良い悪いはあるって文脈でだから、共存を前提としてるように見えるんだがなあ
これもキミ? → anond:20221210120013
俺じゃないけど、それも給料を高くしてるのは一つに若さを買ってる可能性があるというのは正しい読解じゃねーの?
そもそも描写が何のためにあるかというと「脳内でぜんぶ映像化するタイプの読者」のためにあるんだが、ネットの普及で実はそういう読者はごく一部しかいないことがバレてしまい、...
そういう時代なんだろうと諦めて海外小説しか読まなくなりつつあるのはマジだ 日本の小説は多分5年以上買ってない
このツリーは比較的健全みたいだな ちょっと出かけてくるわ、済まんがあとよろしく(何をだよ)
いままでのトラバ読んで見て思ったことざっくりまとめれば ノーベル文学賞は表現自体の巧拙を選考基準にしてるのかということが思われた。 前は中南米のが選ばれてた気がするけどあ...