http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-841.html
”戦後に発展してきた新興宗教では、日本の戦後復興で取り残された都市部の貧困層や、高度成長の波が及ばなかった地方在住者に対して、その新興宗教の内部で新たな「地位」を与える手段が発達したという指摘”
”推奨する行動をすることによって、宗教内での「位」が上がっていくという仕組みを構築したのが「新しい」新興宗教の特徴であり、それによって信者を獲得していったということになります。その推奨する行動には、寄付はもちろん、その新興宗教が実施する研修を受けることや、布教活動で信者を増やすことなどが含まれます。研修に参加するにも高額な費用がかかりますし、信者を増やすことは寄付したり研修を受ける人数を増やすことに他なりませんから、結局は集金の仕組みとしてそれらの行動が推奨され、その記事によればその仕組みが戦後発達した新興宗教では明示的に整備されていった”
”たとえば初級研修を受けると「初級会員」、中級研修を受けると「中級会員」・・・と「位」が上がっていき、初級研修は誰でも受けられますが、上に上がるにつれて○年間で○回の修行を実行し、○円の寄付金を支払い、さらに研修を受ける費用を支払う・・・等の条件が課されていきます。そして、初級→中級・・・と「位」が上がると自分自身や家族、引いては世の中が救われていくという理屈でもって、その行動が推奨されていた”
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E9%8E%9A%E7%A5%9E%E7%A4%BE#%E5%85%88%E9%81%94 そういうのは伝統宗教でも割とよくあるからなあ