よくサブカル批判で使われる言葉だが、
実際「自分が本心から好きなもの」を認識するのはかなり難しい
ネット上の感想を見る限り
ほとんどの人は自分が何が好きなのか、自分の心が何を言っているかを理解していない
たとえば漫画の中でちょっと際どいシーンがあっただけで
「この表現はこのご時世あまり良くないのではないか…」
といった感想を書きながら自分を「時代に配慮できる素晴らしい人物」と思い込む評論家ばかりである
自分の本心に正直になる、ということは
無意識的に身に着けてしまった自分の中の「世間」を取っ払ってしまうという
非常に高度な技術を要するものであるから、
それができないからと言ってサブカルかぶれなどと安易に批判するべきではない。
Permalink | 記事への反応(0) | 00:36
ツイートシェア