話題の家族を父であり夫である人から見た「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の映画版の感想で、家族がある種の理想的な妻子像であることを指摘するものがあったのを覚えている。死後に映画化されたものだが、原作となる自伝的小説の方では入院生活描写が主であり、家族に関しては酒による暴力への自省に触れないまま愛してくれる妻と子供らしい子供として存在しているため、映画の脚色というより原作の主観世界に沿った表現だったと思う。
この日記のためにそのレビューを探してきたのだが、当然予期される子供たちへの影響を心配する、アルコール依存症患者を親に持つ当事者によるものだった。
これは母子問題だけでなく父子問題でもあるんだろうと思う。
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