2022-05-15

まれ育った実家を離れてもう10年近く経つ

去年病気になって療養のために実家で1年過ごした

復職してまた一人暮らしを始めたけれど、報告がてら昨日久しぶりに実家に顔を出した

自分にはひどく酔うと泣いてしまう癖がある

久しぶりの実家で気が緩んだのかやってしまった

ぼんやりしか記憶がないが、ゲロ吐きながら家族の前で声を上げて泣いた

病気になったとき、やっぱり死ぬのが怖くて仕方なかった、でもそういうのを家族には言えなかった

両親より先に死んでしまうことが一番申し訳なくて怖かったか

コロナ禍で面会ができなかったし、優しい看護師さんがたまにそういうのを聞いてくれた

自分病気してみて、見守るしかない家族のほうが自分よりも辛いんじゃないかなって思っていた

家族自分より不安だったと思うから家族の前では泣きたくなかった

でも昨日そういうの全部言っちゃった

あのときずっと先に死ぬの怖かったよって言ってびーびー泣いた

あと最近体調が悪そうな父のことが心配で仕方なかったから、お願いだから元気でいてほしい大好きだからって叫んでまた泣いた

それ以外のこともいろいろ言ったと思うけどあんまり覚えてないし同じこと何回も言った気もする

昨日は泣いて酔いが回って歩けなくなって吐きまくって、家族申し訳なかった

でもなんか今日になって、言えてよかったかもなって思った

親元離れて自分ももう30歳過ぎて、親にそういうの面と向かって言う機会なかったし

本当は大好きだとか、ずっと元気でいてほしいとか

そういうのをなにも伝えられずに突然終わってしまうのが死において一番怖かったことなのかもしれないなと思った

今はなんだか安心している

二日酔いもやっと落ち着いてきた

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん