2022-03-06

anond:20220306111528

ロシアはなんだかんだ政府財政黒字と、経常黒字を続けている。この点新自由主義的でもある。

しかし、儲からない段階の科学研究投資政府がやらないと誰もやらない。だから徐々に産業劣化していって国が弱くなっている。

中国バブル以前の日本を真似たか科学研究投資をめちゃくちゃしている。だから世界2位の経済大国となった。

日本は昔は長期的な科学研究投資をしたが、バブル崩壊に貸し剥がし消費税増税で対抗して長期不景気にし、政府も近視眼的な費用対効果を求める新自由主義に移った。故にどんどん産業劣化している。

やる気がないだけだ!やる気出せ!起業だ!イノベーションだ!とピエロが叫ぶだけ。歩みだしたやつは餌でしかない。

新自由主義と、科学技術立国自体対立する概念かもしれない。ロシアマルクス主義から新自由主義に移ったがために資源国にしかならなかった。中国マルクス主義から科学技術立国に移ったがために強国になった。

科学技術立国には、儲かる前の科学研究投資絶対必要で、近視眼的な費用対効果を求める新自由主義とは相反するから

記事への反応 -
  • ロシアは面積で言えば強大で戦勝国のソ連を引き継いで常任理事国で資源も豊富なんだけど、GDPで言うと韓国に劣る位で。北の方の使い道が少ない土地が多いとは言え、資源には恵まれ...

    • ロシアはなんだかんだ政府の財政黒字と、経常黒字を続けている。この点新自由主義的でもある。 しかし、儲からない段階の科学研究投資は政府がやらないと誰もやらない。だから徐々...

      • 財政黒字って成長してないって事だからね。日本もそれを目指している連中が上にいっぱいいるから、未来のロシアになりかねん。

        • 資金の需要(資金調達しての支出、資金不足)と、供給(貯蓄、金融市場への資金拠出、資金余剰)は等しくなる。 なので、家計、企業が資金余剰で、政府が中立というのは基本的にあ...

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