2022-01-06

当然といえば当然だが…

企業が何らかの投資をしようとする場合、当然のことながら、投資したことで「利益」が生まれることを求められる。

これがたとえば生産設備なら、生産量が倍になるとか工程時間が半分になる(つまりこれだけ“儲かる”)とか数値化、金銭換算しやすい。

しかしバックオフィス向けのシステム改修とか、既存の何かを入れ替えるとかの場合必要ものであっても利益従業員負担軽減であって必ずしも“儲け”のような概念にならず、数値化、金銭換算しづらい。

そして数値化、金銭換算しづらいということは、上席者の決裁を取りづらい、説明しづらい。

ともすれば「お前たちが楽したいだけだろう、おもしろくない却下」で意図も伝わらずに終わってしまう。

説明と説得が非常に難しい。

しかし上席者とて、バックオフィス従業員を苦しめたい、苦しんでいる姿を見て悦に入りたいわけでは決してないはず。

何をもってすれば承諾が得られるのか。

また、バックオフィス系における“利益”を数値化する方法ってなんだろう。

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