2021-10-07

江戸時代、村の庄屋だった先祖日記から

登場人物は全員仮名、くだけた書き方だけど

お花ちゃんは早くに両親をなくしたけど、祖父母やおじさん夫婦に可愛がられ

成長すると村一番の器量良しの性格良しになった

幼なじみの太作さんと結婚することになりここまではよかった

問題は誰が高砂を歌うか

普通なら庄屋が歌うところを可愛い孫の婚礼だ、

とお花ちゃん祖父が名乗りを上げ、やる気満々だった庄屋と取り合い

そこへ「自分がやる」とお花ちゃんおじも名乗りを上げたそれが婚礼直前のこと

しまいには誰が一番お花ちゃんを可愛がったかをお花ちゃんのことをどれだけ知ってるかの暴露合戦

庄屋も小さい頃から知っているのでネタは尽きない

いつまでも婚礼が始まらないので、誰が高砂を歌うかを花婿と花嫁に決めてもらうことにした

が、お花ちゃん暴露合戦の内容に顔を真っ赤にして何も言えず、太作さんは隣で必しに笑いをこらえている 集まった村人は大爆笑

このままでは埒が明かないとお代官に決めてもらうことにした 話を聞いたお代官も大爆笑

結果は庄屋が歌うことで話は着いたとか

「やはり人徳だな」

という感想で締められていたが、結構、不幸な話かも

しろ2才の時にう○ちを漏らし、怒られると思ったか食べてしまい、でも口に詰まってばれた(見つけたのは先祖)とかそういう話を言い合っていたそうだから

そして律儀にそれを書き残した先祖よ・・

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