何なのだろう。
夜道を歩いていたら、後ろから自転車で追い抜いていった若い男性が、大きな声で電話先の相手に伝えていた。
相談でも受けていたんだろうか。
それに対する回答が、原因は人間性だという指摘だったのかもしれない。
回答した彼の自転車は無灯火で、二車線の車道の右側をフラフラと進み、私の目の前で歩道に乗り上げた後、何かを自販機に投げつけていた。
咥えていたタバコを投げ捨てたように見えた。
およそ褒められた行為ではない。
問題の指摘ができる人であっても、自分自身が問題を抱えていないとは限らない。
一連の行動を見かけた後、私は心の中でツッコミを入れていた。
だだ、後になってみると、別に人間性の問題ではないとも感じてきた。
移動中でも他人と繋がっていたいという欲求を持ち、素直に行動するのは、とても人間的な気がする。
こういう行為を是とする人からしたら、いついかなるときでも指摘すべき「人間性の問題」があるのかもしれない。
知らんけど。
(^^)https://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_944.html?m=1