ネットとかで漫画家とかについて連載してるうちに絵がうまくなったねみたいな話を見ると困惑する。
まず絵がうまいとはどういうことなのか。単なる画風の変化とは区別されることなのか。と思う。
たとえば描き込みが多くなったとかで絵の上手いと評するのは安易に過ぎるだろう。
それは多分その人自身の星のカービィとかアンパンマンとかを落書きした経験から語られているのだと思う。
つまりそういったキャラは確かにオリジナルの描きこみ量も少ないし、それらを幼少の自分さえそれっぽく描けた経験から、描きこみ量と絵の上手さ(=真似できない度合い)は比例するという考えに至っているのかもしれない。
まあハム太郎なんかになると一見単純そうに見えてそれっぽく描くのも難しんだけどね。
(「何描いたか当ててみて!」「すみっこぐらしにそういうキャラがいたような…?」)
線を多くする方がバランスを取りやすいって書道におけるのと似たような説もあるぐらいだし、なんともいえないんだよね。
またかりに「真似できない度合い」でオーダーをつけようとするなら、個々人における真似できない度合いというものは題材により入れ替わり得るものなので、平均化して論じなければならない。
俺はプリズマイリヤとロザリオとバンパイアにおいてそういう言説を見たけど、やはり画風が変わっただけじゃないのかとしか思えなかった。
大抵はむしろ線が整理されてスッキリした絵になる印象だけど。
わかりやすい作品例とかある?
パーツのバランスや構図に違和感がなくなること、かな
そもそも劇画でもなければ実際の骨格とはだいぶ目鼻口のバランスは実際とずれてるはずなのに、それにおける違和感なんてどうやって人の中で評価されてるんだろう?実際とのずれで...
目鼻口のバランスには流行次第で結構変わるよー
逆に増田がこれは画風の変化じゃなくて上手くなったと思う作品から考えた方が良いんじゃないの?
自発的に、特定の作品についてうまくなったとと感じられた経験はなくて…。
人それぞれの感性なんだから増田はそう思わないんだねとしかならない 別に悪いことでもないしいいんじゃないかそのままで 人生で困るってこともないだろう
そこをなんとか。他人の感性も少しは理解したい。