2021-07-21

anond:20210721151904

正直、なぜ「当時はこうだった」という視点拒否する人がこんなに多いのかに困惑している。

「当時はこうだった」ということを考えないと、今の自分がどういう時代に生きているのかがわからなくなる。つまり、今やっていることが、ひょっとしたら将来は「いじめ」「差別」と非難されることなんじゃないか無自覚弱者を傷つけいるんじゃないか、ということへの想像力もはたらかなくなる。

その時代で「いじめ」「差別」と言われているもの微妙に異なっている。しかし、そうしたその時代意味するで「いじめ」「差別」に器用に避けているだけで、やられている相手からすれば「いじめ」「差別」と同じだと言うことはよくある。とんねるずバラエティも、当時は「いじめではない」という意味が共有されていたと思うが、今はおそらく変わっているだろう。そうした可能性を少しでも恐れて反省しようとする人は、「当時はこうだったのではないか」という思考は不可欠だ。

「かつてとんねるずバラエティで笑っていた自分」をなかったことにしないでほしい。「なかったこと」にしている人は、自分から言わせれば「ああい時代から仕方なかった」と開き直っている奴と同じレベルしかない。

  • ナチス親衛隊の人だって命令されて仕事でやっただけだよ 逆らったら自分も殺される

  • 当時はそうじゃなかったからだろ。現実を認めろ。

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