ちょっと話変わるけど
中国の南宋時代に作られた青磁のお茶碗で「馬蝗絆」と呼ばれているものがある
足利義政のところにあったときに、割れたので代わりを中国に求めたら
いまはもうこんな素晴らしい茶碗は作れないとカスガイで継いで送り返されたとかいう
実際に作品にはヒビが入っていて、それをつなぐかのように小さなカスガイがいくつか打たれている
カスガイを見立てるにはその形状からも性質からも相応しいネーミングだと言える
しかし、いつのころからかこの「馬蝗」が「イナゴ」と解釈されて
カスガイをイナゴに見立てたものだと解説されるのが一般的になってしまった
まともに辞書も引かずに知ってる文字だけで解釈したものが広まった挙句
何十年も訂正されずに放置されているというのは残念なことだ
蝗は「いなご」と読む。 いなごっていうのは「直翅目・バッタ亜目・イナゴ科」に属するバッタ類の総称。 けっこういろんな種類がいる。 佃煮とかにして食べられているのが有名。 ...
anond:20210715112107 ちょっと話変わるけど 中国の南宋時代に作られた青磁のお茶碗で「馬蝗絆」と呼ばれているものがある 東京国立博物館がもっていて重要文化財に指定されているも...
蜃気楼と蜃(はまぐり)の関係 瑞獣麒麟とキリン(ジラフ)の関係 地震となまずの関係 みたいなんどこでもあるし 理系はそういうののくりかえしなんや 最初からわかっとったら電子を...
雀、海に入って蛤となる