2000年代は女性の社会参画が進んだ時代でもあり、「女性の体は女性のもの」が一番強調された時代だったと思うんだよね
女性には主体がある、決定権がある。結婚するのも、子供産むのも子供育てるのも、女性の自由、選択。
そして子供産むのも、子供育てるのも、「女性が好きでやってる」という空気が醸成されていたと思うんだよ。
でも2010年代に入って、急に「子供は男性と二人で作るもの」みたいな言説が生まれ始めたよね。
子供を産むという「選択」と、子供を作るという「作業」を分離し始めた。
ここから「女性の権利」というものが大きく狂い始めたと思うんだよ。
責任は作業じゃなくて「選択」に宿るもの。結局子供を産むことに関して一番責任を負うのは女性な筈なのに、
その「責任」を男にかぶせ始めた結果、「女性の主体、体は男が責任を負う」という
「男の体は男のもの、女の体は男と女の物」という逆行した世界観になってしまった。
男は男女の権利運動で敗北したとみる人が居ると思うけど、家父長制的な価値観で言えば男性は女性のオウンゴールによって勝者になってしまったと思うんだよ。
人工授精とかで男性を排せばいいかと言われても違くね?ってなるし、 何となく家内手工業とか人が沢山いてなんだかんだ信用のおけるメンバーが子供に気をかけてくれる的な小さい社...