同人女として活動を始めて一年、出会った中でどんなに素敵なイラストや世界観が濃厚な漫画よりくっきりと頭に残って忘れられないイラストがある。
公式グッズのおまんじゅうのような形状のマスコットの攻めが、ぴょこぴょこと可愛らしく動きながら同じくマスコットの受けの家に向かうイラストなのだが、その攻めのカバンからは夥しい量のアダルトグッズがこぼれ落ちている。
手のひらでコロコロ転がして愛でる柔らか癒し系グッズとえげつないビジュアルのアダルトグッズのギャップの不気味さ。
ふわふわと可愛らしいタッチで描かれたカップリングの二人と対照的に、写実的なアダルトグッズから感じる作者の本気の性欲。
二頭身にも満たない、手も足もないマスコットにさえ全力で向かう抑えの効かない性欲に鳥肌が立った。