あてがえ論なんかを見ても平等に機会を与えられることを求めているのではなく、結果だけを強欲に求めてる。
言ってみれば弱者男性の理想の人生は、機会と努力によって成功する実業家タイプじゃなくて、生まれながらに一生生活に困らない資産を持つ家に生まれること。
家柄が良いというだけで自堕落に暮らしても一生困らず努力なしにチヤホヤされる立場を望んでいる。
歴史の中で平等を求める動きはそういう人々をこそ排除して近代以前と比べればずいぶん平等になった今の社会を作り上げてきたのだから今後も弱者男性の声が拾われることなどあり得ない。
弱者男性は実は平等な社会の敵であり、社会が平等に近づけば近づくほど力を失って弱くなる存在だから今これほどに弱く惨めであるというだけなのだ。