<腹を立てる>
「これは不可能なのではないか。いや、意味を間違っているだけだろう。」
その当然の事に対して腹を立てるとはどういう事だろうか。
「人間は何で腕が二本しかないねん。」「何で後ろに目がないねん。」
「何で地球の重力が9.8gやねん。」「何で鳥のように空を飛べへんねん。」
って、マジ切れしいひんやろ。
何でかって、それは当ったり前の事やからやろ。それと同じやん。
その人の行動は、その人がそう行動する人であったから、そう行動した。
また、そう行動したのを見て、その人がそう行動する人である事が分かるのである。
それに現実そうであるものに対して、腹を立て、それはおかしいと思うのはどういう事か。
現実に対して「間違っている」と言っているのだ。
そして、非現実を正しいとしてしまうと、永久にその正しいとされる状態になる事は無く、
また、本人は間違っているとされる現実の中に生きているため、
その間違った世界で生き続けなければならない、という事になってしまう。
現実に焦点を当てて生きていかなければ、無駄に悩み苦痛の多い人生を送る事になるだろう。
この世の中には既に現実ではなく非現実を指して「本当は」とする捉え方が蔓延しており、
なんで宇宙が存在してるねん!(壮大なツッコミ)