2021-04-02

circulate daemons

<腹を立てる>

「これは不可能なのではないか。いや、意味を間違っているだけだろう。」

それがそうであるのは、当然のことなのだ。

その当然の事に対して腹を立てるとはどういう事だろうか。

人間は何で腕が二本しかいねん。」「何で後ろに目がないねん。」

「何で地球重力9.8gやねん。」「何で鳥のように空を飛べへんねん。」

って、マジ切れしいひんやろ。

何でかって、それは当ったり前の事やからやろ。それと同じやん。

その人の行動は、その人がそう行動する人であったから、そう行動した。

また、そう行動したのを見て、その人がそう行動する人である事が分かるのである

それに現実そうであるものに対して、腹を立て、それはおかしいと思うのはどういう事か。

現実に対して「間違っている」と言っているのだ。

現実を間違いだと言うという事は、非現実が正しいと。

そして、非現実を正しいとしてしまうと、永久にその正しいとされる状態になる事は無く、

また、本人は間違っているとされる現実の中に生きているため、

その間違った世界で生き続けなければならない、という事になってしまう。

現実に焦点を当てて生きていかなければ、無駄に悩み苦痛の多い人生を送る事になるだろう。

この世の中には既に現実ではなく非現実を指して「本当は」とする捉え方が蔓延しており、

そしてその中に生まれ出でて育つため、自然にそういった捉え方になってしまうのだ。

周りがそういった状況であるため、自分で気付き、自力で抜け出さなくてはならない。

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