2021-03-28

推しキャラは幻だった

とあるイケメンキャラカタログゲーに以前ハマっていた

そのゲームストーリーといえるものも、キャラの深掘りもほとんどないのにとあるAというキャラに私は心底ハマっていた

まり目立つ人気がある方ではなかったので、立体化した時は大泣きするレベルだったし、ネタキャラ扱いされた時は表にこそ出さないが心の中でキレまくるほどだったし、愛されたり好きだと言ってる人を見ると幸せだった

だがある時、「自分萌える理想像」をAに押し付けてるだけでは無いか?と気づき始めた

こうだったらいい、こういう人に違いない、とだんだん理想人間像」にAを仕立てあげていっている気がしたのだ

情報量が少なすぎるゆえに脳内補完が過ぎて、どんどんイメージ肥大化していった

それさえも「情報が出たら当たってるかも知れないし」と自分に言い聞かせたが、一度そう気づいてからは楽しく推せなくなった

私が好きになっていたのはAではなく自分の中で都合のいい妄想押し付けたAだった

最初はAが好きだったのかも知れないが、それ以降は想像上のAだったと思う

想像上のAを好きなだけと気づけてよかったのかどうか、今もわからない

  • そのAはあなただけのA.。あなたにとっては確かに存在する。 公式のキャラと違うなら、そのあなたのAを使ってあなたが作品を作ればよいのだ。

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