ドキュメンタリーの最後のほうの質問に対する庵野の回答について昨日からずっと考えてる。
作品に命をかけていると言うがそれはなんで?
「他にやれることがないから」
なんでそこまでする?
「僕が最大限人の中で役に立てるのがそこくらいしかない。世間にはそれくらいしか役に立たない」
庵野は映像制作の天才だ。エヴァシリーズ、シン・ゴジラ、この30年がそのことを証明している。
だけどドキュメンタリーではこだわりが強すぎて周りが振り回されるさまも描かれていた。
コミュニケーションが成り立たなくてになにを考えているかわからないときがあるし、突発的になにかをしでかす。
そこで思うのだ。
もし庵野に才能がなかったらどうなっていただろうか。
残念だがあまり明るい想像ができない。癖の強い不思議な人という評価で終わってしまう気がする。
はっきり言え。 才能なければ気ちがいだ。 才能なけりゃ安野だって結婚しねえよ。 金稼げるから人が集まったんだ。