ある程度の識者を集めた中に女性がいると、その人は決まって「女性の立場」としての意見を発する傾向にある。最近は特に女性の人権問題が騒がれているから、そういう発言を目にする機会がとても多い。というか、女性識者には分野に係わらず女性問題を話させたいってのがメディアの意向なんだろう。
男同士の意見の交換会に紅一点を入れれば面白いことが起こりそうというのはわかる。逆もしかり。ただ、メディアでは女性=女性の立場でものを言う人、という構図を作りたくてしょうが無い気がする。テレビとかに出る有識者の女性は、高確率でそういことを発言する人に偏っていると思う。なんでも鑑定団を除いて。
女性が多い保育士や看護師の中に男がいれば、そりゃ男としての考えを発言せざるを得ない。でもそこには、女性の人権問題に比べれてとがった要素のない男性の愚痴的なことしか求められていないんじゃないかな。