2021-03-04

anond:20210304135521

 医学的に言うと急性期は冷やして慢性期は温めるというのが正解になります

 急性期とは痛みが出てきた時期のことをさし、捻挫(ねんざ)や打撲、ぎっくり腰といったものの受傷直後が当てはまります。この時期は、局所に急激に負荷がかかり、炎症反応を起こしています。つまり、血流量が増加し、腫脹(腫れ)、発熱、疼痛(とうつう)を起こしているのです。ですからこの時期に温めるのは逆効果で、炎症反応を助長してしまます。この時期に必要なのは炎症を抑制することで、局所を安静にし、発熱を抑えること、つまりやすことが重要なのです。

 急性期を過ぎると、今度は慢性期に移行します。慢性期には炎症はおこっていません。痛めた局所疲労し、機能不全に陥っている状態なのです。筋肉は硬くなり血流が阻害され、疲労した局所酸素栄養が行き届かなくなり、その結果、重だるいような痛みが出るのです。

 ですから、この時期には温めて血流を改善させ、痛んだ局所に十分な酸素栄養が行き届くようにしてあげることが重要なのです。

生理痛はこの「慢性期」的な症状だということだね!

記事への反応 -
  • 今日Twitter見たら生理のことで荒れていた。増田には男性が多いと聞いて、男性に少しでも生理痛について理解して欲しいという思いを込め、現在生理中の私の状況を書き綴ることにした...

    • 前から疑問だったんだが、手をぶつけたりして痛い時は冷やすとマシになるじゃん?どうして生理痛は冷やさずに温めるの?

      •  医学的に言うと急性期は冷やして慢性期は温めるというのが正解になります。  急性期とは痛みが出てきた時期のことをさし、捻挫(ねんざ)や打撲、ぎっくり腰といったものの受...

        • 生理痛の時は炎症は終わってるってことかな? もしそうなら、炎症を抑える系の痛み止めイブプロフェンは生理痛には効果がないことになってしまう。でも実際は効果があるみたいだか...

          • 血行不良は子宮そのものじゃなくてその周辺の話やからまあ温めは効果があるんちゃう。 逆に子宮そのものの炎症は皮膚を冷やしても届かないっちゅうことやないの。

            • そもそも痛みというのが結構複雑で組織損傷が無くても痛みを感じたりするので   それはともかく生理痛が温めると良い(血行を良くすると良い)は 痛みの元となるプロスタグランジンが...

              • 半減期が短いはずなので滞留なんてせんやろ そもそも子宮内膜で作られるんとちゃうの? 痛みの元となるプロスタグランジンが骨盤内で滞ってしまうのと

      • そういう類の痛みではないからだよ

      • 血行をよくしてる 肩・首・腰の「凝り」 温めて血行改善 張るカイロ、入浴も有効 | 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXDZO16431240V11C10A0W13000/

        • ぶつけた時も血行良くした方が痛みマシになる?

          • 冷やすと血管が収縮して皮下出血や腫れを抑えられるし 痛みの原因になる炎症物質の生成を抑えられるので 通常は痛みに効いてると感じると思う   温めた場合はその効果は無いでしょ...

      • 元増田も生理知って欲しい割に詳しくないんだな

    • 「理解してほしい」とか勝手に言い出して勝手に長文書きなぐって。 読む人は何が得なの?

    • 病院へ行ってください

      • 元増田です。時々生理不順になるので1年に1回は産婦人科行ってるよ。心配ありがとうございます。

    • 出血多いならタンポンにすればいいのに

    • 当帰芍薬湯定期

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん