人のことを「表裏のない」とか「表裏の激しい」って表現することあるよね。
それってさ、よく考えたら意味わかんなくない?
前者は良く言えば素直、悪く言えば切り替えのできない人
人格に表も裏もある??
状況によって切り替えてるだけで地続きだと思うんだけど。
頑張って外面整えてるのを「表」、素の状態を「裏」って定義してるとしても、
外的側面ってたくさんある。
例えば職場の上司に対する態度と、友達に対する態度、恋人に対する態度、嫌悪してる相手に対する態度。
誰もがそれぞれ違うものだと思うけれど、
それってその中のどれが表で裏なの?
その考え方でいくと人格って表裏じゃなくて内(人間性)と外(表現される外的側面)で、
しかも、その外側の部分は相手の数だけあるけど全部元となる人間性と繋がってる、ってことになる。
それを切り替えてるだけなんだから、どれが裏とか表とかないハズだし、例え外面に嘘をついているとしても、それはその人の考えから滲み出た嘘なのであって、結局は性格が反転しているわけではないと思う。
豹変する、とかいうのもさ、人間性がヤバいやつだからこそ狡賢く計算して摩擦の少ない外的側面を備えただけ。
とかなんかそれらしく小難しく考えてみたけど、
まさしく仮面(表)を取った後ろ(裏)の顔ってことなんじゃない?
って途中で気付いて自分の考えがアホらしくなりました。