理系分野、というより数学系を学び直すにあたって、理系と文系は理解の仕方、考え方の仕方が違うという事に行きついた
例えば「1,2,3,4」という数字がある。
これを文系は基本的に「文脈」として理解する、若しくは理解しようとする。つまり、「1から順番にプラスされて行って4になるのだ」という風にとらえ、記憶する。
だが理系はこれを、パズルのピースとして、つまり「文字」として理解というより、記憶する。「1,2,3,4」を「〇,△,□,×」として記憶する。
この数字に対して、「2と3を入れ替えてください」というと、大げさなたとえだが
文系は「何故1から順番に増えて言っているのに、入れ替える事が可能なのだ?」と思ってしまう。文脈として固執し、パズルとして数字を見れない。そうして理解を停止し、やる気を失う。
そういった差が理系と文系の差であると思う。故に文系は伝統的で、思慮深く、行動に一貫性を求める。物事に対し深い理解を要求する。
反対に理系は革新的で、思慮が浅く、末節部分ではパターン化し行動が拡散しがちで目的意識が低い。物事に対して理解を求めない。