自分はモラハラ母から精神的虐待を受けて育った。父親も方向性は違えど負けず劣らずのモラハラ親だった。
両親への不満や憎しみは常にあったけど、自分の親が正常か異常かなんてなかなかわからないんだよね。
他人の家庭にお邪魔することはあっても家庭内でどんな人なのかなんてわからないもの。
自分の両親も外面だけは良かったし、親への不満なんてみんな多少はあって当たり前だと思ってた。
自分は中学生のころに「一生母親を許さない」ことを自分に誓ったし、30代後半の今もその考えは揺るがない。
いつもいつも母親がさっさと死んで消えればいいと願っていたし、何なら自分が生まれる前に母親が死んで自分が生まれなくったってそれでもいいと思ってた。
「子供には母親が必要だ」なんて話は嘘っぱちだ。いない方がいい母親だってたくさんいる。
今、母親への積極的な加害は当然やっていないけれども、自分が20歳を越えてからは一度もまともな会話はしていない。
母親に介護が必要になったら子供として最低限の責務は果たさなければならないだろうが、いつか母親を階段から突き落としてしまいそうで怖い。