とても惹かれる物語を書く人はいるし、その人を「神」と呼ぶ人もいる。「もう公式でいい」みたいなタグも見たけど、本気でそれを書いてるとは思わなかった。
結局「一度覚えた言葉を繰り返しちゃう問題」「強い言葉をどんどん使っちゃう問題」なんだと思うんだよな。
子供の頃にしょうもないフレーズが流行ったのと一緒で「同じ言葉を使う私たち僕たち」を確認しあうグルーミングの一種。それを繰り返す中で平易な表現は飽きられて言葉が強くなっていく。ものすごい速さで。
2次系の男オタクだとこれがクソビッチメスガキとかハイエースとかで、若い女性が多い分野だとよく見るのは大優勝とか「人権」(カッコ書きで察してくれ)とか。
使われる言葉は違っても根っこは同じ。
でもって、それがネタなのかベタなのか、使ってるうちにわかんなくなってくるんだよな。本人も、周囲も。
ネタだと思ってノってるだけの人がいつの間にか本気になってたり、自分も周りもネタだろうと思ってたらベタっぽい面が見えて驚いたり。ネタだと思ってても鈍感になって、それがすでに佯狂レベルだなんて感じなかったり。
自分はできるだけそういう言葉を使わないようにすることにしてるけど、仲間とのコミュニケーションが楽しいのも分かるから、なかなか難しいよね。