今から10年以上前、歴史的な猛暑の日になぜか軽くジョギングでもするかと最も暑い時間帯にジョギングをしにいったことがある。
今考えるとあまりにも頭の悪い行動だったが、熱中症ってなったらどうなるのかな、みたいな好奇心もあったことは認める。
普段はだいたい5キロ程度走って終わるくらいのものだったのだが、この日は走り出して数百メートルくらいで体が勝手に走ることをやめた。
帰宅してエアコンをつけて冷たい氷水をガブガブ飲んでもちっとも体のほてりが取れない。
ヤバい、これはやばい、とだけ思い、そこから小一時間ひたすらシャワーで水を浴び続けたところで体のほてりが取れてきた。
もしあのときに下手に体力や根性があって更に走ってたらと思うとゾッとする。
素人の自己判断ではあるが、熱中症なりかけだったのだろう。危ないところだった。
熱中症の何がやばいか、その入り口だけを垣間見た俺ですらあれはやばいと言える。
みんな注意してほしい。
もし今あの瞬間に戻れるなら殴ってでも止めたと思う。それくらいやばかった。
貧弱すぎる