これがすべてで、他の話(でルール説明以外の部分)は将棋知らない人向けだとしてもあんまりしっくりこないかな。
書かれている通り、棋士はセオリーとか大局観とか手の流れとかによって、「読み」の量を減らしたりとか
読みきれないときに、直感的に選択することを実現しているわけだけど、
31銀は、いわゆる流れとか大局観としてはややアンチパターン。
ただ、攻めの手順とか、ここまでの流れ的にこう指すかなぁっていう手順の先をかなりの量読んだ結果、
「あまり良くなる順が見えない」「激しくなって制御しにくくなる」ということから
残った手を指した。
膨大な変化手順があり、プロでも大局観や直感、流れ、などを駆使して指す中盤に対し
「読む」という、その量とスピード、それをやろうとする精神力が唯一無二なんだと思う。
もともと能力が天才的なことに加えて明らかに中盤に時間を使っているというのもそれを裏付けるというか、興味深いところ。
つまりコンピューターがやるように(もちろん実際のコンピューターよりは遥かに「ありえる手」を限定しているが)、
これを実現してるのは、読みの量とスピード。
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