明るくて綺麗で広めなのでここ使いやすかったな、と思いながら、入ろうとしたら清掃中の表示があった。
あ、入れないかな、と思ったら、トイレ入り口近くの警備員詰所みたいなところにいた警備員さんが、掃除中ですが大丈夫ですよ〜使えますよ〜と言ってくれたので入った。
掃除していたのは大柄な中年の男性。きちんと清掃会社のユニフォームっぽいのを着ていて、無言で掃除していた。
なんとなく、なんとなく、利用しづらくて、何も言わずにすぐに出てきてしまった。
掃除しているのが女性の清掃員なら、同じ場面でも躊躇せずにトイレを使用しただろう。そういう機会は今まで何回もあった。
今まで女性トイレを男性の清掃員のかたが掃除している場面に出会したことなかったから、戸惑ってしまった。
一生懸命お仕事してくれてる人たちは、みんな周りの人の役に立つことをしてくれてるんだから、ありがたいね。
男の人も、女の人も、男の人の心を持った女の人も、女の人の心を持った男の人も、いろんな人が世界にはいるけど、みんな違うけど幸せならそれでいいんだよ。
お父さんが二人いるお家も、お母さんが二人いるお家も、お父さんやお母さんがいないお家も、家族が幸せならいいお家だと思うよ。
自分が差別する人間なんだって自覚できたのはよかったんじゃないかな