2020-02-24

映像研には手を出すな 感想

5話くらいまで撮り溜めてたのを見たんだけど、前評判のわりに楽しめていない。

元々湯浅監督の森見作品アニメ化や「夜明け告げるルーのうた」が好きだったので期待しすぎたかもしれない。

映像は素晴らしい。動きもコミカルでそれだけでもまあ、他に見るのなければ見ようかなという気にはなるんだけど、ストーリーキャラクターがどうも合わない。

何が合わないのかなと思って考えてみると、どうも映像研のメンバーがみんな「出来上がりすぎている」ことなんじゃないかと思った。

もっと「熱意はあるのに作ってみたら全く脳内イメージ通りに作れない」みたいな創作あるあるの苦悩が欲しかった。ただの天才たちの話でしかなく、自分も作りたいなあ!みたいな気分にもなれず、感情移入ができない。

原作未読なのでもしかしたら原作ならその辺の「できる人になるまで」が描かれてるのかもしれないけど、少なくともアニメだけ見た感じではそんな印象。

あとはキャラクターの喋り方がいちいちクドく感じてしまう…。癖のある喋り方という意味では森見作品アニメ化でも相当クセが強かったはずだけど、今回ほどの拒否反応はなかった。

これに関してはどこに違いがあったのかわからない。もしかしたら自分もオタオタしい話し方をしてしまうので同族嫌悪してるだけかもしれない。

  • この手の作品は 批評家系か美大生みたいな人が絶賛する系の作品だからな 映像研も1、2話の頃と比べるとネットでの反応がずいぶん減ってきてる

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