日大ラグビー部が大麻で逮捕された。大麻の話が出てくるたびに、大麻ごときで逮捕するのはけしからん、他の国を見よと言う声が出てくる。これが理解できない。
もちろん、大麻はすでに自由に買えるようになっている場所はたくさんある。いま住んでいるワシントン州もそうだし、カナダもそうだ。大麻はいち産業になっており、マリファナ屋というのもいたるところにある。
ただ、マリファナなんてない方がいいのは決まっている。健康被害も大きいし、タバコや酒と同じジャンルがもう一つ増えるだけである。街中を歩いていてマリファナの匂いがするのは、タバコの副流煙と同じくイライラする。
ストロングゼロを規制したほうが良いという話がある。アルコール依存症を増やすと言う。そのとおりだが、すでに大衆に受け入れられているものを規制するのはなかなか大変だろう。メーカーも黙っちゃいない。
一方で、大麻は日本では規制されていて、依存症や副流煙も少ない。できればこの状態を続けてほしい。一度許可してしまうともうあとには戻れないのだ。日本に帰ってまであの副流煙を浴びたくない。