店内の吊り広告で、ワンコインで入れる一日のみの自動車保険の広告がある。そこにはデカデカと銀色の500円玉が描かれていて、広告としてはとてもわかりやすいなーぐらいにしか思っていなかった。
ある日それを見た6歳ぐらいの男の子が母親に「なんで500円銀色なのー?普通金色じゃないのー?!」と聞いていた。母親は会計中だったのでうんうんそうだねぐらいしか言ってなかったと思うし、自分もその時は別に銀でもおかしくないけどなあ…程度にしか考えてなかった。
そしてまた別の日、レジに来たおじさんがお会計で500円玉を出した。現在主に流通している「金色の500円玉」ではなく旧硬貨である「銀色の500円玉」を。そこで自分はハッとして、そりゃあの歳の子が銀色の500円玉に疑問を持つわけだと。週に何日かレジに立ってる自分でも銀色の500円玉を見るのはごく稀になのに、今の小学生ぐらいの子が知っているわけがない。
調べれば、旧500円玉は1999年に発行が終わり、今の硬貨になったのは2000年からだという。
たまに高校生のバイトの子が見たことのない旧札を見て偽札だ!って勘違いしたって話を聞くけど、あーこういうことかーってなったって話。
私も韓国帰りの翌週にコンビニで500ウォン玉を出してあやうく受領されそうになったわ 15年くらい前でまだ銀色の500円玉が流通してたころだから危なかった