先日、そのことを嫌味十分にお局様からご指摘いただいた。
「ここのティッシュ、いつも私が補充しているのよね。みんな使ってるものなのに、他の人が補充しているところなんて一回もみたことがないのだけど。」
「はあそうですか。」とだけ答えると、なにやらぶつぶつ言いながら部屋を出ていってしまった。
言われた瞬間は本当に何を言われたのか意味がわからずこんな返答になってしまった。
しかし、よくよく考えてみるとこれはつまり「あなたも使ったら補充しなさいよ」というメッセージだということに気づいた。
なぜなら、わたしはここのティッシュを使ったことがないからだ。まったくないといえば嘘になるが、一ヶ月に数枚、虫がいたり汚れていたときだけ拝借している。
そもそも備品なので必要がないとき以外はつかわない。使わないということは当然残量を把握することができない。月数回の利用で最後の一枚だったら当然補充するつもりでいたのだけど、残念ながらここに来て5年、まだその瞬間には立ち会っていない。
ティッシュを使わないのだから当然補充ということ自体全く頭になかった。
かくいうお局様は、朝晩定時以外の時間に大体30分くらいずつここに居座っている。
朝は朝食を食べて、夕方は休憩してから帰っているらしい(ラッシュを避けているらしいことを言っていた)
そりゃそんだけ居座っていればティッシュも使うでしょうし、そんだけ使っていればなくなる瞬間に立ち会う瞬間も多いでしょう。
当たり前にそう思っていたので、お局様から言われた瞬間はそりゃそうだとしか思っていなかった。
それなのに、わたしはお局様にはティッシュを使っておいて補充しない人として見られていたのだ。
おそらくこれからもずっと、わたしはティッシュを補充しない人として扱われるのだろう。
それでわたしが使ったあとの休憩室にお局様が入って、残り少ないティッシュを見て憤慨するのだ。
つまらぬ疑いをかけられるのも嫌なのでこれからはマイティッシュを持ち歩くことにする。
どうせ社内のティッシュを廃止したところで共同購入とか面倒くさいことに巻き込まれるのが関の山だ。
同じことを言われたらこれみよがしに見せつけてやる。
うんち
パーソ~ン(笑