驚くべきは、石川県民、特に金沢市民は自分たちが都会的な人間だと思っていることです。
2015年まで改札に人が立っていた県が、ですよ。JR北陸本線の駅にはまだICリーダが設置されていない駅があるにもかかわらず、ですよ。
そしてテレビ、月曜から夜更かしなどで群馬県が取り上げられて馬鹿にされているのを見て、石川県民は笑うんです。「グンマ―はやばい!」ってね。
いやいやいやお前ら石川県がこのまま群馬の位置に放り込まれたら群馬以上に馬鹿にされるぞ!?
金沢市の人たちは、自分たちの住む町を洗練された観光都市で日本第8位くらいの都市だと思っています。
私が思うに、我々日本人がアフリカの民族の生活に興味を持つのと同様で、関東の人たちもその興味と似た単なる好奇心で見物に来ているのでしょう。
そして金沢は雪の都市などと自称していたりしますが、2018年1月~2月に雪が30cm積もっただけで大混乱になりました。
実は金沢市には雪が積もることはあまりありません。年に1度か2度、うっすら道路を覆うだけです。
そんな金沢市民の地元愛に満ちた周りの見えていない話を笑顔で聞いていると、ここ金沢市は永遠に「裏日本」として扱われ続けるのだろうと思います。
幸せそうな田舎でかわいいと思う