自分が如何に矮小で卑怯で自分勝手で不真面目な人間かは分かっている。
他の人が努力をして生きているのも知っている。
心療内科を訪れて鬱や不安障害と明確な概念をもらえて、世間一般に溢れる1人であると安堵できる可能性よりも、貴方に異常はありません。と言われる不安の方が大きい。
何もかもが怖くて自分が生きてちゃダメなんだと震えて泣いた数分後に、さっきまでの衝動は一体なんだったんだ?と自分を理解できなくなる瞬間が数日おきに来る。
普通なんてものは存在しておらず、いるのはただそれぞれの人生を生きる人間達だと分かっているけど、自分以外の人間が何か同じ集団に属していて、自分だけが爪弾きにされているような疎外感を覚える。
タピオカ片手に笑う女性達だって辛い場面もあるだろう。それでも人生が±で言えばプラスだと答えそう。自分はマイナススタートのマイナス振り切ってるよ
俯いて早足で人に肩をぶつけながら歩く男だって、きっと連絡が取れなくなれば心配に思ってくれる人間がいるんだろうな。いいな。
みんな普通になりたいと思っていながらそれを口にしないだけなのかな。